10月30日(水)
日蓮宗
神奈川県第二部宗務所様の
檀信徒様の講習会にて
東家一太郎
曲師 東家美
浪曲 日蓮聖人御一代記「龍ノ口法難」
を務めさせて頂きました。
会場は
片瀬江ノ島にあります
龍口寺様でした。
朝まで続いた雨も止み、
秋の台風の季節のはざま。
写真のご本堂の上空の雲は
龍のようにも見えます😳
鎌倉時代後期、
日蓮聖人は『立正安国論』を示し、法華経を唱えることによる国家安泰を説きました。この活動に不安を覚えた幕府は、
龍の口にて処刑しようとしますが、この時、江の島の方から大きな玉のような「ひかりもの」が処刑場に飛んできて、斬首役人はおののきひれ伏したと伝えられています。
まさにその舞台の場所
龍口寺様で
浪曲を務めさせて頂くご縁を頂けましたことに
感動しきりの一日でした。
大きなご本堂
沢山の檀信徒の皆様、
御上人様方の前で
浪曲に描かれた
日蓮聖人の御一代を
節と三味線で語らせて頂けまして
自分自身がタイムスリップして
鎌倉時代の龍ノ口にいるような感覚でした。
浪曲は
聴いていただく皆様と共に作り上がる芸なのだと教えて頂きました。
口演中にたなびいてくる
お線香の煙がまるで
話の中に出て来る龍のようにも感じられました。
浪曲 「日蓮記 龍ノ口」
師匠浦太郎の舞台も何回か見ておりまして、
大師匠 東家楽浦こと野口甫堂の台本です。
日蓮宗のお寺様で何度も務めさせて頂いております。
いつか、話の舞台である
龍口寺様で浪曲をと、
この台本を覚えはじめた10年ほど前頃に
お寺に参詣にあがったことがございます。
その夢を叶えて頂きましたご縁に感謝感激しております。
浪曲 日蓮記は
浪曲師 東家一太郎のライフワークとして
これからどんどん語り継いで参ります‼️
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