8/15 19時開演
ガルロチ寄席
「プロパガンダへの道~禁演落語と国策演芸」
に出演させて頂きました。
監修 稲田和浩先生
立川談之助師匠「禁演落語」
柏木新先生(話芸史研究家)の解説
東家一太郎 曲師 東家美
ガルロチは新宿伊勢丹会館にある
フラメンコレストランです。
終戦記念日に
国策演芸、禁演落語、愛国浪曲、特集ということで、感慨深く務めさせて頂きました。
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
東家一太郎 曲師東家美
五稜郭始末記 義俠熊吉を務めました。
戦後、しばらくしてから浪曲が低迷期になった理由の一つに愛国浪曲に加担したというイメージがあったと思いますが、
芸人からすると濡れ衣的な面が強いと思います。
策と芸とは本来は相容れないもののような気がします。
戦時下でも現代でも難しい問題ですが、
出来れば、純粋な芸を貫いて行きたいと私は思います。
「五稜郭始末記」は
函館碧血碑を描いた
笹井邦平先生の浪曲台本。
戦時中に国策で
愛国浪曲大会というのが行われ、
二代目広沢虎造が
長谷川伸先生原作の
「函館碧血碑」という柳川熊吉が主人公の作品を口演しました。
SPレコードも浪曲台本も残っています。
笹井先生の「五稜郭始末記」はそれをさらに膨らましたもので、題材は同じですが作品は全然違います。とても素晴らしい作品です。
虎造の「函館碧血碑」
長谷川伸は戊辰戦争、内戦の話に避けていますので愛国浪曲とならないようにずらしているのだと思いますが、
虎造十八番の清水次郎長伝を聴きたいと当時のお客は思っていたようです。
有名作家が書かされた新作浪曲に、興味のあったお客も中にはいたと思いますが。
芸とは
作品とは
考えさせられました。
伊勢丹会館のフラメンコレストラン
ガルロチ
音響がとても良かったです(^^)
今日一日で無茶苦茶汗をかきました。
3キロぐらいは痩せた感覚、
1キロは呑んで取り戻しました( ^ω^ )
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