昨日3/5土木馬亭浪曲定席に出演しました。
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました‼️
東家一太郎 曲師東家美
野狐三次 宇津谷峠
木馬亭では初めて演りました。
文化2年3月4日浅草観音堂で赤ん坊の三次は磯五郎に拾われます。
お客様から拾われ記念日の次の日だねと言われ始めて気づきました(o^^o)
野狐三次 宇津谷峠は
主人公三次が直接出て来ない、
養父磯五郎と
三次に惚れて江戸へ追いかけていくお糸さんの物語。
大師匠東家楽浦の台本です。
この世の中の人情を巧みに描く素晴らしい台本。
初代東家浦太郎の
宇津谷峠も素晴らしいですが、
ウチの師匠
二代目東家浦太郎と伊丹秀敏師匠の
宇津谷峠は
さらに現代的に
浪曲の持ち味を存分に活かし
聴く人を物語の世界へ没入させます。
師匠に弟子として付き始めてからの
三次宇津谷峠をほぼ全て聴き返しました。
師匠は毎回やり方が違います。
師匠の全てが浪曲で
浪曲の全てが師匠といった感じです。
師匠のような浪曲師になりたいと思いますし、
浦太郎の弟子で本当に良かったなと改めて思いました。
新作浪曲の演じ方で少し行き詰まっていたのですが、
師匠の浪曲の力で
前に進むことが出来ました❗️
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