木馬亭50周年に師匠浦太郎復帰の快挙

木馬亭50周年
2021年7月3日土曜日
浪曲定席木馬亭は
東家浦太郎一門会の企画公演。

木馬亭の50周年に
およそ2年ぶりに
師匠二代目東家浦太郎が復帰しました!

ご来場下さいましたお客様、
誠に有難うございました。

昭和45年5月1日
木馬亭浪曲定席が始まった日
東家浦清は
昼に「雷電小田原相撲」
夜に「山の名刀」
で番組のトップを務めました。
その年の11月に
太田英夫と改名。
その後、若手のトップランナーとして看板に。
平成7年に二代目東家浦太郎を襲名。
浪曲界の大看板として、浪曲ファンに愛され続けて来た師匠。
令和3年7月3日、舞台復帰の演目は
「山の名刀」
伊丹秀敏師匠の名三味線で
常に進化し続ける、浪曲への執念を見せて下さいました。

今日の師匠の声節を聴いていて
メロウという言葉が思い浮かんで来ました。

ものごとが円熟したさまを表す。人柄や、音楽では柔らく豊かな楽曲を指す

という意味だそうです。

甘い香りのする声。

このまま終わらなくていい!

木馬亭で、
師匠の浪曲の中にずっと居たいような
危険な(o^^o)感覚に囚われました)^o^(

声と節の魔力とでも申しましょうか。
浦太郎ラビリンスの虜になっていました。

長年コンビを組んでいらした
秀敏師匠の三味線あればこそ
このような芸ができるのだとも思います。

浪曲は本当に奥深い。
師匠と同じ道のりを歩んで行きたいです。

師匠から学ばなくはいけない所を具体的にいくつか発見出来、
収穫でした。

帰りは
師匠と女将さんと一緒に帰りました。
つい先月も一緒に木馬亭から帰った、そんな錯覚になりました。
2年の時を経ても、昔と何も変わらない。
今日、師匠の浪曲が聴けて、

師匠の笑顔が見れて本当に良かったです‼️
やっぱりまた聴きたくなる声と節❗️
常に進化し続ける、
師匠は偉大です。