1/10(日)
赤坂で浪曲
東家一太郎「夕立勘五郎」連続読みの会第3回
を開催頂きました。
ご来場下さいましたお客様、誠に有難うございました。
皆様とお会いできましたことが本当に嬉しく、有り難く、浪曲を務めさせて頂きました。
東家三可子さん
赤穂義士伝「勝田新左衛門妻子別れ」の前読み、
浪曲熱でお客様の心を盛り上げて頂きました。
その後は
一太郎の二席。
浪曲三席とも
曲師は東家美です‼︎
夕立勘五郎第5話
「花屋金兵衛の腕斬り〜信濃屋善八」
を務めました。
伊賀屋勘五郎に満座の中で恥をかかせたた花屋金兵衛。
実はお出入り先の殿様松平九十郎、この人が勘五郎を勝手に恨みに思い、恥をかかせろと金兵衛に頼んだのでした。
松平家ご先代からの恩義の為、仕方なく勘五郎の眉間を割った金兵衛。人には言えないその訳を隠し通し、ついには山田屋辰五郎の為に片腕を斬られることになります。
元締衆の仲立ちで花屋金兵衛と伊賀屋勘五郎、目出たく手打ちとなったその宴席で、勘五郎の叔父
信濃屋善八から剣術の師匠高木一睡軒先生の仇のあり方を知ることになる、
というところまで…。
沢山の登場人物、それぞれの想い、心の動きの中に人生、人と人との関係で大事なことが描かれています。
中入りはさんで
第6話は「越後上り」
師匠の仇を召し捕りに
越後の国新潟へ着く、勘五郎はじめ兄弟分の六人衆。
仇が用心棒として潜んでいる、古町通り五番町の侠客輪島千代蔵の家を訪ねます。
涙ながらに頼む勘五郎の度量に感心をした千代蔵は胸を開いて仇を渡す約束をします。
勘五郎の弟分さんばら辰こと山田屋辰五郎の様子もまた楽しい一席です。
赤坂で浪曲の会は
すべてネタ下ろしです。
お客様のご反応で
笑いが起きる所や
ご期待頂いている所がわかります。
また直接頂くご感想で、伝わりずらい所やあらかじめ説明した方がいい所も教えて頂けます。
お客様の応援して下さる温かい御心とご期待のお気持ちに応えて行けますよう、精進して参ります。
次回は夕立勘五郎連続読み第一シーズン最終回
3月14日(日)に開催頂きます。
第7話 輪島千代蔵
第8話 三国峠
を務めます。
あと一席分ご予約可能です。よろしくお願い申し上げます。
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