夕立勘五郎 飯田町 中坂 築土神社

赤坂で浪曲
で連続読みをしています
「夕立勘五郎」の主人公
勘五郎は伊賀屋の元締。
出入り人入れ元締稼業の伊賀屋は
飯田町中坂下に店を構えています。

何か浪曲を身近に感じられるものはないかと
再び九段下に行って来ました。

中坂の真ん中ほどに
築土(つくど)神社があり、
マスクしている狛犬の台座に
「元飯田町 総氏子中 安永九年」
と彫ってあるのを
美が発見してくれました。
私は全然気付かなかったです。
ナイスお手柄❗️
一人でテンションが上がってしまいました。

説明板を見ますと
安永9年1780年
千代田区内で最古の狛犬とのこと。

夕立勘五郎が
元締になって湯島の松金で眉間を割られたのが
天明3年正月5日。

天明 ( てんめい ) という元号は
 安永の後、寛政の前。
 1781年から1789年までの期間ですので、
まさに勘五郎が生きていた時代です。

夕立勘五郎が
実在の人物であったかどうかは
こっちへ置いといて、
レッカーみたいに…

もしかしたら
勘五郎が奉納した狛犬かもと夢が膨らんでいきます。

中坂も主要な交通路で
神田祭の時には山車も通り、
多数の商店が並んでいたと
書いてあります。

当時賑わっていた飯田町の風景が目に浮かんできました。