9月29日
NHKEテレ「浪曲特選・夏」の放送がございました。
お忙しい中、生放送で、またビデオ録画でご覧下さいました9月29日
NHKEテレ「浪曲特選・夏」の放送がございました。
お忙しい中、生放送で、またビデオ録画でご覧下さいました皆様、
誠に有難うございました。
皆様の温かい御心に
東家一太郎・美、深く深く感謝申し上げます。
収録当日、会場のイイノホールで、沢山のお客様に掛け声と拍手をして頂きました。
ビデオでお客席が映っている画面を静止画にして、
ああ〇〇さんがいる、□□さんだ
とミーハー気分でお客様のお顔を確かめさせて頂きました。
放送後は、電話やメールやSNSで沢山のお客様から、見たよー良かったーとご連絡を頂きました。
仕事中で生放送が見られませんでしたので、お客様からのお言葉がとても嬉しい励ましになりました。
収録、編集、放送頂きましたNHKの関係者の皆様にも御礼申し上げます。
字幕や話の内容の説明やインタビューなどとても分かり易く、番組を制作下さっていて、
こういう形なら浪曲が現代に生きるなぁと感激しながら観ておりました。
美とともにはじめから作り上げた新作浪曲「シートン動物記〜オオカミ王ロボ」を
テレビできちんと放送したいという一つの夢が叶いました。
台本を監修頂き、シートンや動物たちの想いを7、8年もかけてご教示頂いた
今泉吉晴先生、奥様、関係者の皆様の絶大な温かい御心で実現出来ました。
テレビの画面に
「今泉吉晴監修」と書かれているのを見た時の喜び、
そしてご覧下さった今泉先生からすぐお電話を頂き
「シートンの、オオカミ側の気持ちがよく表れています」
とお褒めの言葉を頂き、人生で忘れられない時が止まった感覚になりました。
浪曲でシートン動物記という、意外な組み合わせと最初見た方は思われるかもしれませんが、
決して奇をてらっている訳ではございません。
シートンは「動物は人と変らぬ心を持っている」ということを発見し、動物記を書きました。
シートン動物記には浪曲浪花節の義理人情が描かれています。
「義理と人情で感動する」という浪曲の一大テーマ。これが浪曲の全て、真髄と思っております。
それを教えて下さったのは
私の師匠、東家浦太郎、そして美の師匠、曲師 伊丹秀敏師匠の浪曲です。
大師匠東家楽浦の台本でもあります。
古典をしっかり学びつつ、今の時代にふさわしい浪曲を求めて新作浪曲制作にも精を出して参ります。
シートン動物記の続編も制作中です。
他にも作りたい新作、やってみたい、学びたい旧作、ライフワークとして口演続けて行きたい演目が山のようにあります。
一太郎をいつも支えて下さっているのは、
お客様とお世話になっている皆様
そして一番身近で支えているのは妻の美です。
一生懸命素晴らしい三味線を弾いてくれるだけでなく、芸の事も厳しく、お客様目線で教えてくれます。
台本も浪曲も共に制作してくれます。
水谷アナウンサーが夫唱婦随というお言葉をかけて下さいましたが
今まで美にかけてきた苦労に報いるように、大切にして
夫婦浪曲で精進して参ります。
常に芸を磨いて、浪曲をお聞き頂いたお客様に元気になって頂ける舞台を務めて参ります!
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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