5月24日金曜日
『大坊珈琲店のマニュアル』出版記念イベント
関戸勇さんの写真展を観に
表参道の山陽堂書店さんに行って来ました。
関戸さんの大坊珈琲店の写真は
築地ふげん社さんでの写真展で拝見しましたが
会場が変わるとまた写真の雰囲気も変わって来ます。
今はもう閉店した大坊珈琲店は南青山、
山陽堂書店さんの青山通り挟んで反対側すぐ近くにあったそうです。
関戸さんは「記念写真」と仰っていましたが
お店のすべてが、何枚もの写真に凝縮されているようで、関戸さんの写真の力を強く感じました。
珈琲店といえば、私の両親も新宿区百人町、職安通りでウエストウッドという喫茶店を以前やっていました。
喫茶店の息子として育ちましたので、喫茶店にとても愛着があります。
父親も数年前に亡くなりまして、父が店で作っていたカレーやハンバーグやピラフ、ドライカレーの味などをたまに思い出します。もう二度と食べることは出来ない思い出の味です。
現実にはあり得ない話ですが
関戸さんともっと早く出会えて
実家の喫茶店の写真を撮って頂けたら
記念に素晴らしかっただろうにと思いました。
そう思ってしまう関戸さんの写真の力です。
代わりに、浪曲会の写真をいつも撮って頂けて本当に幸せです。
山陽堂書店さん、表参道のど真ん中にこんなに素敵な本屋さんとギャラリーがあるとは知りませんでした。
最先端の街に、絶妙にマッチし、
それでいて、ほっとする空間でした。
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