三ノ輪

今日は羽織るものも使わないくらいの暑い陽気。
気持ちの良い一日でした。

浅草から三ノ輪まで
下町人間の会の事務所にご挨拶に行きました。

それから
三ノ輪の浄閑寺の裏の路地のお煎餅やさんで、
お客様のお見舞いにお煎餅を買いました。
おまけで欠けた塩煎餅を一つ付けてくれました。
手焼きの美味しいお煎餅やさんでした。

三ノ輪は昨日の会の帰りに車で師匠と通りかかりましたが、
師匠浦太郎の師匠、楽浦師匠の家が昔あり、
師匠も12、3歳の時から楽浦師匠の家に住み込みで弟子生活を送っていたそうです。

昨日は行きに楽浦師匠の生まれた日本橋小伝馬町も通りかかりました。
ご実家が食堂をやっていたと何かで読んだことがあります。
師匠に楽浦師匠のご実家はどの辺りにあったかご存知ですかと聞きましたが、
「うん、聞いてない」とのお応え。
何かにつけて、書いておいた方が後々良いと思い、このエピソードも書きました( ^ω^ )

話が日本橋に飛びましたが
三ノ輪の金太郎飴のお店も昔からあったそうです。
ちなみにこの前待乳山聖天の浪曲法要の時にお寺から頂いた
「令和」の文字が書かれた飴は
金太郎飴で作っているようです。

浄閑寺は通称投げ込み寺。
吉原の遊女で不幸な亡くなり方をした方々が葬られています。
「小夜衣草紙」という吉原の遊女のお化けの怪談浪曲をさせて頂いているので
浄閑寺門前の小夜衣地蔵様に手を合わせて来ました。

人間の想いや生きて来た証はずっと続いて繋がって行くものだと感じました。