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木馬亭浪曲定席に
東家一太郎 曲師 東家美
出演させて頂きました。
ご来場下さいましたお客様、
誠に有難うございました。
中入り後の出演、
「弥作の鎌腹」を務めさせて頂きました。
上州高崎の百姓の兄弥作の元に
赤穂浪士神崎与五郎が別れを告げにいく所から起きるお話です。
キーポイントで
夕立や麦の収穫が出て来ますので
ちょうど6月7月くらいのお話です。
先月群馬県に行ってきた時に
麦の畑が沢山あってとても綺麗でした。
上州はうどんが名物ですものね。
今月はこの演目をと
「弥作の鎌腹」を少し久しぶりに務めさせて頂きました。
終演後お客様からご感想やアドバイスを沢山頂きまして、
本当に勉強になりました。
芸を育てて下さるのはお客様、
次に聞いて頂ける時に
良くなった、直った
と言って頂けるように研究して参ります。
美は
弟弟子の恭太郎と
玉川こう福師匠の浪曲も弾かせて頂きましたので
三席❗️
私も木馬亭で
師匠の三味線を弾かせて頂くようになってはじめてわかりましたが、
一席だけでも大変なのに
定席で三席真剣に弾くのはかなりハードなことです。
曲師の方には本当に頭が下がります。
木馬亭定席7日間を弾いて下さる曲師は
10名ほどしかいません。
浪曲の存続は実は浪曲三味線、曲師にかかっていて、急務だと思います。
近道のない芸の世界ですから本当に難しいです。
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