新さくらさくら イベントにて浪曲をさせて頂きました

サクラ大戦のファンの皆様主催のイベント
「新さくらさくら 春に木霊するいにしえの恋桜」にて
一太郎、浪曲を務めさせて頂きました。

サクラ大戦というのはゲームソフトから始まってお芝居などに派生して、熱心なファンの方が沢山いらっしゃいます。

私はサクラ大戦のゲーム自体はしたことがないのですが、
学生時代にラジオから流れて来たテーマソングなど懐かしく聴いていました。

サクラ大戦のお芝居では
故国本武春師匠が浪曲師のキャラクターに扮して
お客様をドンと盛り上げて
武春師匠流のロック三味線で切ないメロディーを奏でていらっしゃいました。

この日
池袋明日館という大正浪漫溢れる素晴らしい会場では
そのサクラ大戦のファン主催のイベントを開催。

一太郎が浪曲師として、
ロック三味線と曲師を佐藤貴美江師匠が務められました。

前半のお芝居は
銀座数寄屋橋に夏に咲くという架空の親子桜のお話でした。
とても素敵な恋のお話。イベントの舞台監督が書き下ろされたアニメのような台本ですが
これがまた全部浪曲でも出来るくらいぴったりと、浪曲に合う作品でした。
お芝居から「サンセットサマー」という曲に続いて行き、貴美江師匠が弾かれるメロディーに
武春師匠がこの場にいらっしゃるような感覚になり、思わず大拍手を致しました。

後半には
水戸光圀の青年時代の浪曲「光圀青春暴走曲」を務めさせて頂きました。
武春師匠から、このネタは改作すれば結構いいネタでどこでもできるんじゃないかな
と仰って頂いた事を思い出しました。

出演者の皆様と共演させて頂きまして、
普段の浪曲だけの世界とは全く違った雰囲気に、
勉強になることが沢山あり、
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

何でもサクラ大戦のゲームの新作が出ることもこの日に決まったそうです。
ファンの皆様の想いの結晶でしょうか。
私もウキウキと嬉しい気分です。