内海桂子師匠のインタビューを読んで

ネットニュースで漫才の内海桂子師匠の女性自身のインタビューを読み、大変勉強をさせて頂きました。
http://jisin.jp/smart/serial/エンタメ/interview/27125

年季が感じられる芸の話
無理やり笑わせるのがお笑いではないという話
最低でも十年以上は修業をしないとダメとのお言葉や
その人だけの感性で時代をつかむことの大事さなど、
為になる話ばかりでした。

私の師匠の五十周年の国立演芸場での会に、内海桂子師匠がゲストで出られたそうです。
(私はまだその時は弟子入りしていませんでした。)
木馬亭の定席が昭和45年にはじまる前は、二階の木馬館の安来節の寄席に、落語・講談・漫才・浪曲などの芸が入ったそうで、おそらく内海桂子師匠も出られたことはあるのだと思います。

師匠浦太郎のご自宅のお部屋に以前、
東家楽浦師匠の写真の横に、内海桂子師匠の五七五のお言葉の色紙が飾ってありました。
「楽浦(あずまや)の」からはじまるお言葉でしたが、忘れてしまいました…。
今度師匠に伺ってまたブログに書きます。

その色紙から内海桂子師匠が楽浦師匠の芸を尊敬していらっしゃることとが伝わって来ました。

諸芸を学ぶ事の大切さを教えて下さる楽浦師匠が仰っている事と、内海桂子師匠のネットニュースの内容が合致して、伝統芸、日本の芸能の魅力を再確認させて頂きました。