先日、一太郎努力会でお世話になっております東武練馬の三凱亭で開催されました
「浪曲ひろめ隊」の公演に行ってまいりました。
この会は、数十年と浪曲を愛して、口演を続けていらっしゃる浪曲愛好会の皆様を中心に、
色々な世代の皆様が出演をされました。
私の師匠 東家浦太郎の浪曲教室の生徒さんも出演されておりました。
私が師匠に弟子入りする前に入っていた浪曲教室の同窓生の方々も出演されていらっしゃいました。
とにかく浪曲会でよくお会いする、顔なじみの浪曲ファンの皆様が出演され、会場が温かい熱気に包まれておりました。
特にこの会の主催という感じでやっていらっしゃる青戸晃栄さんは、うちの師匠 東家浦太郎より2,3歳年上でいらっしゃって、
なんと!うちの師匠がまだ13歳で南千住の栗友亭という寄席に出ていた時から見ていたというのですから、こんな方はめったにいない、凄い方です。
浪曲全盛の時代はラジオやレコードで浪曲を聞いて、自分も真似して唸る方が沢山いらっしゃったようで、「浪曲天狗道場」などの参加番組がいくつかあったようです。
昔も今も、『浪曲』には、唸りたくなる!夢中にさせる何かが、ある気が致します。
現代において、カラオケでお一人お一人が、お好みの持ち歌があるように、浪曲の節に対しても、それぞれ各個人の好みが分かれ、自分の人生に重ね合わせて、つい口ずさみたくなる。
浪曲という芸能には、現代と共通する底知れない深い魅力があると感じました。
浪曲の舞台を客席に座って見る事は、まずございませんので、大変勉強させて頂きました。
浪曲に関して、プロもアマチュアの方も区別はないと私は思っております。
自分の職分を再確認させて頂いて、沢山ヒントを頂くこともできました。
浪曲愛に満ち溢れた素晴らしい会でした。
浪曲は楽しいです!!
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