東家一太郎愛の会第5回目、無事に務めさせて頂く事ができました。
ご来場頂きましたお客様、誠に有難うございました。
ゲストに国本晴美師匠、国本はる乃さんをお迎えして、
とても明るく華やかな会になりました。
番組は
一、東家一太郎 シートン動物記より 「オオカミ王ロボ」
曲師:東家美
一、国本はる乃 「楽満寺」 曲師:馬越ノリ子
一、国本晴美 「仲乗り新三」 曲師:東家美
~仲入り~
一、東家一太郎 「野狐三次 木ッ端売り」 曲師:東家美
一、座談会 国本晴美、国本はる乃、東家一太郎
でございました。
はる乃さんに明るく楽しく若々しい舞台で盛り上げて頂いてから
、晴美師匠十八番の侠客物、母と子の話で粋にしっとりと聞かせて頂きました。
晴美師匠を自分の会にお呼びして、
なんとも言えない浪花節の芸の真髄を見せて頂けましたことは
私にとって大変貴重な事です。
また今回は晴美師匠の三味線を東家美が弾かせて頂きました。
大先輩の芸から学ぶことの大きさを感じます。
私は浪曲を聞きはじめた十数年前に、浪曲界は芸の宝の山だ、と思いました。
沢山、宝を拾いたいと、師匠浦太郎に入門致しました。
しかし、この十年の間に何人もの師匠方がお亡くなりになったり、舞台に立たれなくなりました。
でも、まだまだお元気で素晴らしい舞台を務められる宝のような師匠方がいらっしゃいます。
そして、ご舞台を通して、また普段の何気ない会話から、芸の上でとても大事な事を教えて下さいます。
先輩方に、お客様に、周りの方々に
多くの愛や希望をいつも頂いております。
今年全五回、東家一太郎愛の会を自主公演させて頂きました。
皆様に教えて頂きましたことを活かして、
浪曲師として更に成長できる様に、精進して参ります。
いつも有難うございます。
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