『日本橋と深川 水都復活祭』の前夜祭
深川七不思議浪曲会にて
新作浪曲「深川怪談七不思議」を務めさせて頂きました。
ご来場頂きましたお客様、誠に有難うございました。
浪曲会の前には、
「妖怪はしわたし」というイベントがありまして、
日本橋から妖怪たちが乗った船「妖怪船」が深川までやって来ました。
到着場所は小名木川に架かる高橋(たかばし)のたもとにある高橋乗船場です。
この高橋は深川七不思議の一つ、「高橋の息杖」の不思議のご当地です。
どういう不思議かといいますと・・・
橋の上で駕籠担ぎが殺され、その後、寂しい夜には駕籠屋が息杖(駕籠屋が持つ杖)をつく音がする
という怪談です。
高橋乗船場は水上バスの定期船が廃線になっていたのですが、
この「妖怪はしわたし」イベントで見事復活しました。
まさに水都復活!!
乗船場の傍にはお休み処が出来、行燈が並べられ、
日本橋から来た妖怪たちと深川の河童の子供たちが
高橋から深川江戸資料館までお練りをしました。
浪曲会の司会をされました
化け物人形師・北葛飾狸狐さんが作られた
稲荷の祠も高橋乗船場前に設けられています。
『日本橋と深川 水都復活祭り』は
10月23日(日)29日(土)30日(日)31日(月)
日本橋と深川で開催されます。
詳しくは
http://nihonbashi-kita.jp/suito/
をご覧下さいませ。
今年は幻と言われた深川七不思議が
深川怪談実行委員会http://fukagawakaidan.tumblr.com/
の皆様のお力で
「あやかしの深川」という本も出版され、
http://saruebooks.com/item/book_05.html
私も新作浪曲として作り、口演させて頂きました。
妖怪、怪談ブームの年でもありました。
皆様も是非、
深川、日本橋で
水都江戸の歴史、不思議を探索なさってみてはいかがでしょうか。
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