今日は浅草で用がありまして、木馬亭定席にも少し勉強に行って来ました。
毎月木馬亭に行っていても、なかなかゆっくり浅草寺境内を歩くことがないなぁと思いまして、ぶらりと歩いてみることにしました。
外国人観光客の皆さんが前よりどっと増えている感じがしました。お国も色々です。お線香を焚いて熱心に参詣していらっしゃる様子を見ると、改めて浅草寺は凄い所だなぁと思います。お線香の煙が写真にも棚引いています。
そしてなんと五重塔が改修工事中であることに今更ながら気付きました。来年の9月に完成予定だそうです。
本当に灯台下暗しで浅草に頻繁に行っていても気付かないものです。
本堂の東南には源頼朝公が参詣の折、差した枝から発芽したといわれるイチョウの木があります。
このご神木は東京大空襲で浅草寺も焼け野原になった中を生き延びて現在に至ります平和の象徴です。
鳩🐦もこっちを見ています。
境内の淡島堂にある大平和塔も戦争の惨禍を今に伝えています。目の前を通ると、どうしても塔の前で手を合わさずにはいられません。
銀杏の実の匂いがするなぁと思ったら地面にいくつか落ちていました。
木の枝の間に上手いこと一粒挟まっていました。
子供がはめ込んだのか、落ちて自然とはまったのか、何だか楽しいです。
また気になる彫刻を見つけました。朝倉文夫先生の「雲」という像です。
バックは花やしきのパラシュート塔。
お坊さんなのか民衆なのか一方を皆が見つめているのですが、見つめる先はスカイツリーの方面でした。
今まで全く気付きませんでしたが何だか気になる、そんな楽しい浅草寺ぶらり散歩でした。
明日も浅草。木馬亭でしっかりと浪曲を務めます🐥
コメントをお書きください
亜津佐 (木曜日, 06 10月 2016 04:10)
浅草は何度行っても、楽しいところ。
そして、いつも賑わいがありますね
花やしきの名物遊具も最近老朽化で姿を消しました
ちょっと寂しいけれど、時代の流れとともに、浅草もかわるのかしら
一太郎さんの浪曲だけは、人情やまごころを、ずっと謳い、語りつづけてくださいね
一太郎 (木曜日, 06 10月 2016 12:43)
亜津佐様が仰るように浅草は何度行っても楽しくて賑わいがありますよね。
花やしきは随分と行っていませんが、老朽化で無くなったアトラクションもあるのですか。
昔の雰囲気が無くなって、変わって行くのはちょっと寂しいですね。
街がだんだんと新しく変わっても、人情やまごころは変わらず残ると思いますし、
私も浅草で育てて頂いている浪曲師ですので、
人情まごころを大切に、浪曲で語って参ります。
素敵なコメントを頂きまして有難うございます。